ニュースレター等 | Client Choice Awards 2017 | 2017年2月9日
東京事務所パートナーフレデリック・チェン他5名が「Client Choice Awards 2017」を受賞
Client Choice Awardは、世界の法律事務所や弁護士の中でも極めて優れたサービスクオリティーときめ細かな対応を提供する事務所や弁護士に対して贈られる賞で、クライアントのビジネスへの付加価値提供において群を抜く高い能力を有することが受賞の決め手となります。このたび、ホーガン・ロヴェルズより6名の外国弁護士が受賞いたしました。
日本地区の「知的財産 - 特許部門」における唯一の受賞者となったフレデリック・チェン博士は、連合王国(イングランドおよびウェールズ)のソリシター、米国(カリフォルニア州)弁護士、米国の特許弁護士、英国勅許生物学者、および日本の外国法事務弁護士といった資格の下に、特許関連取引および紛争解決を中心として業務を提供しております。日本においては主に、日本で事業を行う外国企業や海外で知財関連取引および紛争解決に取り組む日本企業の皆様をサポートしております。ホーガン・ロヴェルズ入所前は、英国の5大国際法律事務所の一つのロンドンオフィスでの7年間の経験を基に、2010年から2013年まで大手法律事務所の東京オフィス知的財産部門の責任者を務めました。特に、複数の管轄におよぶ特許訴訟に関する専門的な知識を活かし、知財ライセンス取引およびM&A、プライベートエクイティー、コーポレート・ファイナンス等の取引案件における知財問題に関して、実用的なアドバイスを提供しています。近年における実績の一例として、欧州26カ国でのSPC(補充的保護証明書)申請に係る戦略の策定および実施において日本の製薬会社の代理人や、香港で提起されたジェネリック医薬品メーカー3社に対する特許侵害訴訟において、日本の製薬会社の代理人等が挙げられます。生化学修士号および医学博士号(心臓血管生理学)を保有。
日本以外では、以下の5名の弁護士が受賞いたしました。
イナ・ブロックは、ドイツの「訴訟部門」の単独受賞者であり、欧州、中近東、アフリカ、アジア、中南米での医薬品や医療機器の製造物責任法に基づく訴訟を20年以上も取り扱っており、欧州では同分野のマーケットリーダーとして高く評価されております。現在は、医療分野で史上最大規模のPL訴訟となっているPIP乳房移植訴訟において世界的な防御戦略のコーディネートを行なっております。
マルコ・ベルリリは、イタリアの「IT&インターネット部門」の単独受賞者であり、2011年以降毎年受賞しております。IT&インターネット分野の法律サービスの提供において15年以上の経験があり、イタリアでは同分野のパイオニア的な存在として広く知られております。長年の豊富な経験に基づき、データ保護、電子商取引、規制問題、ISPの責任問題など広範な案件について法律アドバイスを提供しております。
ユージーン・ローは、香港の「知的財産 – 著作権部門」の単独受賞者であり、香港および中国大陸での様々な知的財産案件の取扱いにおいて豊富な経験を有しております。著作権のライセンスや紛争における多数のマルチチャンネル・メディア企業の代理人業務や、広範な商標・特許案件に係るアドバイスの提供など、幅広い業務に従事しております。
アンドレアス・レンク博士は、スペインの「知的財産 - 商標部門」の単独受賞者であり、弊アリカンテ事務所において欧州特許や共同体意匠に関する法律サービスを提供しております。多数の大手ブランド企業、自動車メーカー、通信会社、飲料品メーカーなどの代理人として、国際商標ポートフォリオの管理や欧州連合知的財産庁での出願、防御戦略などを広く取り扱っております。
ホアキン・ルイス・エカーリは、スペインの「保険部門」の単独受賞者であり、スペイン全土の保険・再保険部門、マドリッド事務所の製造物責任・コンプライアンス部門の責任者を務めております。スペインおよび中南米の保険・再保険案件、支払いサービス、製造物責任法関連の案件などを他の海外事務所とも連携しつつ広く取り扱っております。スペインのコミーリャス大学の私法学の教授でもあり、保険・再保険や製造物責任に関する講義やセミナーを定期的に行なっております。
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